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2006年9月15日 (金)

緩和ケアって大事!

母は最初に倒れたときの検査結果で、
肺に1.5㎝大の原発腫瘍があり、リンパ節にも転移していました。
脳には大小あわせて30か所ぐらい転移性腫瘍がありました。
さらに骨は頭蓋骨、背骨2か所、尾てい骨に転移していました。
そして脊髄からがん細胞が発見されました。

そんな母の病状を診た主治医がよく使っていた言葉が“緩和”です。
“緩和”という言葉の意味を、最初私はわかりませんでした。
一番最初の病院から、「症状を緩和します」と、よく主治医が言っていたし、
放射線治療の誓約書には、「緩和がメイン」と書いてあります。

なんだ緩和するって??治すんじゃないの??

今、母が緩和ケア病棟に入って、しみじみ、一般病棟だけじゃなくて、
“緩和ケア病棟”も必要だな~と思いました。
新聞か何かで、ガンの痛み止めに関して知識のある医者や看護師が少ないということが取り上げられていましたが、
母も「オキシコンチン」という麻薬性の痛み止め薬の副作用に苦しみました。
最初の病院では、いつから服用していたのかわからないけれど、
母は脳の痛みをとるための「オキシコンチン」により、、
幻覚が見えたり、徘徊したり、行動がおかしくなったりしていました。
脳の腫瘍によるものだと、看護師さんから説明を受けていたけど、
サイバーナイフのために別の脳の専門病院に転院して説明すると、
痛み止めの薬の副作用だと言われたりして。

母の「痛い」という訴えがどの程度の痛みなのか、
肉体的なものか、不安からくるものなのか、
痛み止めの薬の使用量など知識もそうですが、
患者の不安をとりのぞくための、
ゆとりのあるケアの大切さを感じました。

今の緩和ケア病棟で母は、
「デュロテップ」という貼り薬タイプの痛み止めを使用しています。
これは、小さな絆創膏大の透明のシールで、尾てい骨の腫瘍による痛みをとるためのものです。
皮膚からじわじわと成分を吸収するので、あまり身体に負担がかからないようです。

実家のあるあたりで緩和ケア病棟がある病院は、
今、母がいる病院だけ。
少なすぎるな~って思います。

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