鎮静剤で眠る母
坐薬が効いている間は、母はすやすやと眠っていますが、
坐薬が切れると、歯軋りをして、苦しそうな表情になり、呼吸が乱れるという
状態になってしまいました。
鎮静剤を使ってもいいですか?と看護師さんに言われました。
鎮静剤の使用に関しては、先生の余命宣告があったあたりに
一度説明を受けていました。
そのときはケイレン発作が頻発していて、それが引き金になって
最悪の事態も起こりうるから、予防のために、という説明でした。
鎮静剤を使うと、深い眠りに入るので、ケイレン発作を予防することはできるけれど、
口から食べ物を食べたり、応答したり、反応しない場合があると説明を受けました。
そのときの母は、ごはんは食べていたし、話もできたので、
すぐに使うのではなく、ケイレンの様子をもうしばらくみてほしい、とお願いしました。
それから、ケイレンも小さなものが一日に1~2度程度になり、
この3か月は、ごはんや果物もたくさん食べていたので、
鎮静剤をすぐに使わなくてよかった・・と思いました。
しかし、今回は呼吸の乱れがひどく、
ここ一週間、起きている間がとても辛そうだったこともあり、
鎮静剤を使用することになりました。
鎮静剤は「10%フェノバール」というもので、
皮下注射をして、小さな管から24時間少しずつ薬を体内に注入しているようです。
母は今、その薬でこんこんと眠っています。
たまに眠りの浅い時は、まぶたがごろごろとして、耳が聴こえている感じなので、
いろいろ話しかけてみます。
「フクがアイドル人生を歩みはじめたよ」といった時も、
「ぶぶー」っと寝息のような笑い声のような咳き込んだような反応があったので、
何か面白い話がないか、一生懸命考えているところです。


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