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2006年11月26日 (日)

当選!米沢牛!!

昨日、実家に届いた妹宛の小包。
中には超高級しもふりの米沢牛ステーキが入っていました。
母の祭壇の前で、包みを開け、母に報告します。
「今日のお膳はステーキだよ~」
本当は四足の動物をお膳にあげてはいけないそうなのですが、
今日は特別OKです。

話はさかのぼること、2週間前。
今月末にとりおこなう母の法事の引き出物を探しに、
近所のギフトプラザへでかけたときのことです。
ちょうど改装キャンペーンの最終日。
母の知り合いだった店員さんに福引券をもらい、
妹が福引をすることになりました。
「私クジ運ないから・・」という妹に、
くじ引き係のおじちゃんたちは、
「若いおねえちゃんだ。ほらこれが当たりくじだよ。コレをここに入れるからね」といって、
抽選ボックスの穴の真下に当たりくじを入れてくれました。
そして引き当てたのが、米沢牛ステーキだったのです。

母が亡くなる一か月前、母の誕生日に用意したのも、
米沢牛でした。
そのとき母は、米沢牛をものすごく味わって食べていました。
それが、母の納骨の直前に、またもや米沢牛が届くなんて・・・!
すごい偶然!母のラッキーパワー★

焼き立てを母の祭壇に供えます。
じいちゃんはあまりのおいしさに、「もういつ死んでもいいなぁ。飲み込むのがもったいねぇ」と満面の笑み。
いつもクールな妹は、「私いま、自然に“余は満足じゃ”って言いそうになっちゃった~。私そういうキャラじゃないのに~」とうれしそう。
ちなみに“余は満足じゃ”というのは、母がおいしいものを食べたときに言う口ぐせ。
みんなで、あはは、うふふと楽しい食卓となりました。

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2006年11月 8日 (水)

母のミュージアムを作ろう

母の供養のため、お線香をあげに向かいのおばちゃんやおじちゃん、
村親戚のおばあちゃんが毎日のように来てくれます。

そんな村の人たちに見てもらうために、
母の祭壇のある部屋の一角を、
母の小さなミュージアムスペースにしました。

母が闘病の最初の頃に書いていた日記、
旅行の時の写真、
母が好きだったパペットマペットの牛くんとカエルくん人形を並べました。

そして、2階の父の部屋にずっと置いてあった父の遺品も並べることにしました。
父の蔵書が並んだ本棚には、
「はじめての海釣り」
「やさしい草木の育て方」
「カメラ初心者入門」
など、これまでの父の趣味に関する実用書がずらり。
さらに父の会社員時代の制服、農作業の時にいつも来ていた普段着も壁にかけます。

これからも、少しずつ荷物を整理していきながら、
展示するものを増やしていく予定です。
母の洋服や、
そば打ち道具や釣り道具、会社のつきあいではじめたゴルフセットなど父の趣味も並べて、
父母の友人や近所の人で、
欲しい人、使ってくれる人がいたら、お譲りしていこうと思っています。

このミュージアム作りで思わぬいいことがありました。
娘である母が亡くなって、しょんぼりしていたじいちゃんでしたが、
そんなじいちゃんに新たな趣味が生まれたのです。
ある日じいちゃんが、父の蔵書のある本棚の前に座り込んでいました。
のぞいてみると、父の大好きだった「忠臣蔵」に関する本を読みふけっていました。
それからというもの、なにやら地図で忠臣蔵ゆかりの場所を調べたりするようになって、
しゃべる内容も少し幅がでてきました。

母を棺に入れるとき、
「これがオレの娘なんだー」と悲しそうに言っていたじいちゃん。
そんなじいちゃんの元気が出るようなミュージアムになってくれれば、
と思ったのでした。

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2006年11月 3日 (金)

ご報告


10日前の10月25日、午前5時21分
母は静かに、静かに息を引き取りました。

いろいろバタバタしていて、報告が遅くなりました。ごめんなさい。
これまでこのブログを通して、たくさんの人に元気をもらいました。
本当にありがとうございます。

・・・でも、このブログはまだ続きます。
母が亡くなる前のことでも、まだ書きたいことがあるし、
なんといっても母が亡くなったとはいえ、
毎日毎日、母のことでやることがいーっぱいあり、
その存在感たるや、すごいものです。

今日も祭壇でほほえむ、母のとっておきの写真は、
「おい、しっかりせんかい!
ちゃんとお膳をあげなさい。
線香は真ん中に立てないと危ないだろー。」
と私たちにやさしく(?)語りかけています。

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